インプラント・咬み合わせ

まずインプラント治療の失敗を考えてみましょう

歯が無くなるのには色々な原因が考えられ、その状況に応じたインプラント治療が必要になります。
インプラントは、骨にインプラント体を入れて差し歯を作るような治療であり、骨がないとインプラントは埋入できません。たとえば、歯周病や交通事故などで歯牙を支える骨(歯槽骨)が無くなってしまうとインプラントは埋入できないのです。

もし、そのような骨に無理やりインプラントを入れるとすると、もともとあった歯牙の位置から大きくはずれてしまうというようなことも考えられます。この状態で、被せ物を装着するとしっかり咬めなかったり、被せ物が数年で壊れてしまったり、インプラント体自体が折れてしまうこともあり得ます。また、きちんとした咬み合わせを作れていないと、顎関節症などの症状が出てくることもあります。

 

インプラント・咬み合わせ

(図)顎の動きを計測する装置。

インプラント・咬み合わせ

(図)被せ物の設計から行なうインプラントの位置のシュミレーション

 

従って、インプラント治療をする際には治療の前に、最終的な歯の位置、咬み合わせの状態をしっかりと

診査・診断した上でインプラント体を入れる位置、咬み合わせの位置を設計することが大変重要になります。
どうしても的確な位置にインプラントを入れることができない場合には、骨を移植するなどの処置が前もって必要になることもあります。これらの総合的な視点、一口腔一単位ととらえ考える治療計画がインプラント治療を成功させる秘訣となります。